2011年03月10日

"Peeping Life"の感想2 〜ほら、実写だとなんかちがう〜

昨日紹介したPeeping Lifeが頭から離れません。

市村の感想: "Peeping Life"の感想

そんでまあいろいろ調べてたら監督のインタビューを見つけました。



昨日ぼくは、

つまりはこの作品がやってることって「セリフの否定」なんですよね。
台本で書く「セリフ」って、いわゆる「日常」では絶対言わない言葉だったりします。
逆に日常のリアルな会話を、台本に書いてしまうと、
ライトノベルがそんな空気がするんですけど、どうにも浮いてる気がしてならない。

そんな中で「じゃあもう台本とかいらないじゃん」っていうのがこれなんじゃないかと。
おそらくは"設定"とか"方向性"だけ共有してて、
あとはその枠組みの中で徹底的に"リアル"を追求するような感じでしょうか。
台本が排除されてる、というよりは日常の会話のみが抽出されている、
まあだから浮きようがないってことだと思うんですけど。

って書いたんですけど、やっぱりそんな感じみたいです。

「まあ偶然性と言いますか、従来の映像表現は脚本ありき、絵コンテありき。
0から100まで決めておかないと、多くの無駄な作業が生まれてしまう。
なにを作るかをあらかじめシミュレートしてから作るんですけど、
今回のPeepingLifeはほとんどなにも決めずに、その場で即興でお芝居をしていただいて、
簡単な設定だけを与えて、そこから生まれる生のやりとり。
生のリアル間、空気感。普通に人間が話しているようなその雰囲気が、
CGのアニメーションの中に表現できるように。
その雰囲気といいますか、なんともいえない空気感。
あ、なんかこの人達見たことあるよっていう、その共感を呼ぶような」
(動画より抜粋)

やはり「セリフの否定」があって、生のリアル感が表現したいと。
つまりはその"空気感"や"雰囲気"をパッケージングしたかったということで、
CGっていう機械的で、ある意味空気感や雰囲気の対極にあるものに融合させることで、
そこに新しいおかしみを生んでいるようにも思えます。

ここで凄い面白い動画がありました。
このPeepingLifeを実写で再現したっていう動画なんですけど、



これ、感じ方は人それぞれかと思うんですけど、
ぼくはぜんぜん面白くなくて。
それが上の監督の狙いと繋がっているのかなと思います。

つまりはPeepingLifeの持ち味っていうのは
「セリフの否定」と「機械感と空気感の融合」と上で述べましたが、
実写版ではこの2つが排除されてるんですね。
上の実写版は実はPeepingLifeの「おでかけバカップル」っていう作品のコピー。
つまりはそこに"台本"は存在していて。
さらには実写という手法が、空気感をCGにラッピングするという
PeepingLife独特の持ち味も消し去っています。

実写版の人たちもおそらくコピーの技術は高いとは思うのですが、
完全にコピーしたところで、PeepingLifeにある空気感を出せているとは思えない。
また、これが一番大きいと思ったのですが、
CGと実写の違いは「止まれる」ことなんじゃないかとぼくは思いました。

おそらく、演技の中で「止まる」動作が一番難しいんじゃないでしょうか。
実写版を見ていると、なんとも無駄な動きが多いように思えます。
これは実は人間本来の"リアル"な動きだと思うのですが、
PeepingLifeは全く逆なんですね。
つまりは会話は"リアル"で、動きは"無機質"でなくてはならない。
そういう意味で、実写はPeepingLifeの凄みを検証するのには面白いのですが、
「実写も面白いだろ?」っていう意図があったのなら、それは間違いだと思いました。

このPeepingLifeという作品がぼくの心を掴んで離さないのは、
どこかで監督の価値観にぼくが共感しているからだと思います。
また、それは現代の人たちが無意識的に待ち望んでいたものでもあるような気がして。
そういう意味で、この作品はすごく好きな一方で、
なんか手放しで喜べない何かがあるんです。

現代に現れた新しい"笑い"。
この向こうにはなにが待っているのでしょうか。


こちらもどうぞ。
市村の感想: "Peeping Life"の感想


Peeping Life(ピーピング・ライフ) -The Perfect Emotion- [DVD]Peeping Life(ピーピング・ライフ) -The Perfect Emotion- [DVD]

Peeping Life(ピーピング・ライフ) -The Perfect Edition- [DVD] Peeping Life -The Perfect Evolution- ~人間をさぼろう。~ [DVD] さとりのしょ sono Hのじかん [DVD]

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posted by 市村 at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログの感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"Peeping Life"の感想

なにこれ、面白いw





どうやらPeeping Lifeっていう脱力系のアニメーションみたいです。

Peeping Life (ピーピング・ライフ)とは

いやー、これ面白い。
面白いというか、こういうのが面白くなってきたよねっていう。
今まで笑いってボケツッコミだったと思うんですけど、
これはボケてもないし、ツッコんでもない。
でもこれが面白いんですよね。

なんでもこれ、アドリブでやってるそうで。
つまりはこの作品がやってることって「セリフの否定」なんですよね。
台本で書く「セリフ」って、いわゆる「日常」では絶対言わない言葉だったりします。
逆に日常のリアルな会話を、台本に書いてしまうと、
ライトノベルがそんな空気がするんですけど、どうにも浮いてる気がしてならない。

そんな中で「じゃあもう台本とかいらないじゃん」っていうのがこれなんじゃないかと。
おそらくは"設定"とか"方向性"だけ共有してて、
あとはその枠組みの中で徹底的に"リアル"を追求するような感じでしょうか。
台本が排除されてる、というよりは日常の会話のみが抽出されている、
まあだから浮きようがないってことだと思うんですけど。

それにしても凄いなぁと思うのは、
つまりボケがないってことは、人間をただ映してるだけ。
ってことはこの作品の面白みって、人間そのものにあるんだなぁっていうところ。
なんかファミレスのとなりの席の会話を聴いてたりすると面白いときあるけど、
そんなふうに、人間の本来持ってるマヌケさが、この作品の面白みを形成している。

そう考えるとボケってなんだろうなーとか考えたりしてまた面白い。
こういう作品、もしかしたらこれから増えるかもしれませんね。
そうなるとまたボケの方に回帰していくのかなぁ。
いやー、面白いですね。


DVDもあるみたいです。

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posted by 市村 at 01:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログの感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

"Greplinはクラウドのためのパーソナル検索エンジン"の感想 〜また便利そうなのが出てきた〜

これはまた凄そうなのが出てきた。

検索の残り半分:Greplinはクラウドのためのパーソナル検索エンジン

Y Combinatorからは、いつも素晴らしいものが出てくるが、その中でもGreplinは群を抜いている。クラウド上にしまいこんだあらゆるデータのためのパーソナル検索エンジンだ。Spotlightなどのデスクトップ検索を使ったことのある人なら、すぐにGreplinを理解できる。これは、あなたのクラウドデータのためのSpotlightである。
(本文より引用)

まあ簡単に言えば、twitterとかFacebookとかの、
どこに書いたか忘れてしまったような情報を、
一瞬で探し出してくれる検索エンジン。

使ってみた様子を綴ったブログを紹介。

Greplin すごい! - ようじのにっき

なぜ作ったかも面白い。

「彼がパーティーに行く途中、住所をどこにしまったか忘れてしまった。Facebookのイベントかメールかカレンダーか。その全部を携帯電話から探すのは大変だった。」そこで自分で解決法を作った。

クラウドに放り込んだ情報を、
潜って探してきてくれるアイテム。
mixiの記事で、役割に応じた棲み分けの話は書きましたが、
これも新しい部分の"役割分担"を担うアイテムになりそうです。

twitterやFacebookはコンテンツの"置き場所"としては優秀でしたが、
「検索」に弱いイメージはどうしてもありました。
そこに現れたコンテンツの置き場所を示す"荷物番"。
果たしてスタンダードになれるのでしょうか。



クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まったクラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった
野村総合研究所 城田 真琴

クラウド化する世界 今さら聞けないクラウドの常識・非常識 (新書y 223) クラウドコンピューティング―技術動向と企業戦略 米国クラウドビジネス最前線 クラウドコンピューティングの幻想

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posted by 市村 at 16:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | ブログの感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月14日

月間1万PV達成!!

2009年10月から始めたこのブログ。
ついに月間1万PVを達成しました。

スクリーンショット(2011-02-14 17.43.59).png

基本的な記録はこんな感じ。

・期間       1年4ヶ月
・記事数      461本
・月間平均更新回数 28.81回


期間や記事数を見ても決して早いとは言えませんが、
とりあえずの目安としてやはり嬉しく思います。

個人的にPV増加に繋がった要因としては、
・旬の記事を書いた
・長期的にアクセスを稼ぐ記事があった
・記事内にリンクを貼った

が考えられるかなと。

「旬の記事」に関しては「AKBの映画」や「M-1」が当てはまります。
公開してすぐに観に行って、
すぐに記事を書いたことで長期的にアクセスを稼ぎました。

長期的にアクセスを稼いだ記事としては
重力ピエロ」や「3月のライオン」があります。
これらはそのワードで検索するとトップに表示されるらしく、
そこから来てくださる方が多かったです。

「記事内にリンクを貼る」ことは最近意識し始めたのですが、
そうすることで訪問者数が増えなくてもPV増加に繋がったかなと。
関連する記事は読んでもらいたいですし、
そうすることでリピーターになってもらえたら嬉しいです。


とりあえず目標が達成できたので、
これからも頑張っていきたいと思います。
いつも読んでくれているみなさん、
本当にありがとうございます。






マキコミの技術マキコミの技術
コグレマサト いしたにまさき

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略 こう考えれば、うまくいく。 クチコミの技術 広告に頼らない共感型マーケティング キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)

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posted by 市村 at 18:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログの感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"アジア杯×タマシイレボリューション"の感想 〜Jリーグ最高!〜

うへー、かっこいい!



Jリーグ開幕まであと1ヶ月!
新しいファンの人にもJリーグ観て欲しいですな〜〜

こちらも是非。
市村の感想: "「日本代表は応援したけど、じゃあJリーグは行きますか?」"の感想 〜ぼくたちファンができること〜




スタジアムの感動を!J's GOALの熱き挑戦スタジアムの感動を!J's GOALの熱き挑戦
Jリーグメディアプロモーション編著

J2白書―51節の熱き戦い オトン、サッカー場へ行こう! J2白書 2010 世界のサッカー応援スタイル 「最後」の新聞 〜サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の成功〜 (ワニブックスPLUS新書)

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posted by 市村 at 12:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログの感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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