2010年04月18日

"DE DE MOUSE"の感想 〜ラジオから流れた摩訶不思議〜



先日、ラジオから流れてきた。
「デデマウスで〇〇」。
ラジオだから綴りが分からない。
どうやら「DE DE MOUSE」と表記するようだ。

名前は聞いたことあったけど、
その音は初聴。
流れる音の連鎖に、
意識はパラレルワールドだった。

そもそもDE DE MOUSEとはなんなのか。
例によってWikipediaを開いてみる。

DE DE MOUSE (デデマウス)は遠藤大介によるソロプロジェクト。
作曲からアレンジ、プログラミングやミックスまで全て一人でこなす。

ソロプロジェクトなのか。
そしてこのLive映像は興味深い。



一人でPCやシンセサイザーで曲を表現。
時代を感じるなぁ。
コンピュータの力を借りて、
人間はついにバンドに成り得るのだなぁと。

これは良いです。
ハマリそうです。





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posted by 市村 at 14:10 | Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

"たむらぱん「ブタベスト」の感想" 〜お前ブタだなって言われたい〜


ブタベスト

ブタベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
  • 発売日: 2008/04/23
  • メディア: CD




最近一番聴いているアーティストが誰かと聴かれたら、
"たむらぱん"と答えます。
SNSの「MySpace」から生まれた日本初のアーティストとして、デビュー。
作詞・作曲からアートワークまで手がける彼女こそ、
本当の意味でのアーティストなんじゃないかと思わせられる。

そんな彼女の1stアルバム「ブタベスト」。
僕は2ndの「ノウニウノウン」を先に聴いたのですが、正直「凄いアルバムだ!」と思った。
そしてすぐさまアマゾンで「ブタベスト」を注文し、今もiPodに入れて一日中聴いている。
完成度は「ノウニウノウン」に劣るが、
剥き出しの才能のパンチを食らっているような感じでこちらも凄いアルバムだ。

まず彼女の最大の特徴はそのネーミングセンス。
曲名のリストを見ると、そこに並ぶのは、
「ぶっ飛ばすぞ」やら「お前ぶただな〜送らぬ手紙〜」やら。
こんなふざけたタイトルなのに、「ぶっ飛ばすぞ」は最高に気持ちイイポップソングだし、
「お前ぶただな〜送らぬ手紙〜」なんか最高級に美しいバラードだ。
そもそもこのアルバムのタイトルが「ブタベスト」なんだから凄い。
そのネーミングの由来は、

ハンガリーに「ブダペスト」ってあるじゃないですか。
エンジニアさんの家にそのビデオがあったんですよ。
でも、私はそれが「ブタベスト」だと、「ブタのベストビデオ」だと思ったんですよ。
それで「スゲー!」とかってアガって。
そうしたら…。


ただの観光ビデオだったらしい。
それでそれをアルバムの名前にしちゃうんだから凄い。
ただならぬネーミングセンスに脱帽。

しかし、そんなふざけたネーミングと対称的なのは、その非凡なメロディメーカーとしてのセンス。
この「ブタベスト」だけでも"一度聴いたら忘れられない"ようなキラーソングが何曲もあり、
元気に溢れた良質なポップソングから涙が出るくらい美しいバラードまで、
すべてをキャッチーに包み込んで、リスナーを虜にする。
それはまるでひとつの筆で描いたとは思えない絵画のようだ。
そのメロディセンスは他に類を見ない。

音楽についてもっと言えば、彼女の曲はリズム隊が前に出てくることも多いように思う。
特にベースは暴れていて、曲にもう一段階の深みを与える。
個人的には「アミリオン」や「散り際の味 」などのベースが好き。
悲しいメロディを持つ曲を"悲しいだけの曲"にしていない。
そのバランス感覚がすごく素晴らしいと思う。

2枚のアルバムを出した今でも、その知名度はまだ"売れている"とは言い辛い。
しかしこの位置に甘んじている才能ではないことも確か。
単純に"いい曲"を歌っているんだから、
わかりやすく売れてもいいと思うんだけど。
まあでもまだ2枚しかアルバムを出していない新人。
彼女の今後に期待したい。








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posted by 市村 at 14:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月11日

ASIAN KUN-FU GENERATION「新世紀のラブソング」 〜新世紀が始まる〜


新世紀のラブソング(初回生産限定盤)(DVD付)

新世紀のラブソング(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 後藤正文
  • 出版社/メーカー: KRE
  • 発売日: 2009/12/02
  • メディア: CD





ASIAN KUN-FU GENERATIONのニューシングル「新世紀のラブソング」を購入した。
いつもアジカンのCDは発売日に買うのだがなんとなく出遅れてしまい、
同時に多数出たインタビュー記事を先に読むことになった。
いろいろな記事を読んだけど、共通するのは
「アジカンがやりやがった」
というような書かれ方をしていること。
そして昨日家に届いたCDをPCに入れると、ヘッドフォンから新世紀が流れ込んできた。

まず一番最初に気づくのはジャケットの配色について。
よく観ると赤と青と黄色しか使っていない。
これはジャケットに書いてある"信号機"の配色、
そして同時にこの三色は"色の三原色"と呼ばれている色である。

聴いてみると、確かにこれは新世紀だと思った。
終盤こそアジカンっぽいサウンドだが、
序盤は完全に新たなスタイル。
ラップのような語りのような、それでいて歌っているという。
後藤曰く、「込めたいメッセージがたくさんあった」らしい。
思えばゴッチ語録 GOTCH GO ROCKという本のあとがきの中で、

「現在、その革新性やメッセージ性、そういった点において一番格好いい音楽は間違いなくヒップホップです。」

と言っているので、この方向変換はある意味自然の流れだったのかもしれない。
でも同時に彼はこうも言っている。

「ただ、そういうことをひっくるめても、僕は美しくてポップなメロディの音楽がやりたいと常に思います」

これを考えると「新世紀ラブソング」こそ、どちらもを兼ね備えている曲なんじゃないだろうか。
メッセージ性とメロディ性、そのどちらかでなくどちらも選ぶ。
そんな新しい挑戦をしているような曲だ。

再びジャケットの話に戻すと、
"色の三原色"というのはすべての色のベースとなる三色のことである。
つまりは「この曲をベースにこれからの音楽を鳴らしていく」
そんなメッセージを込めた"色の三原色"だったのではないだろうか。

いつだって現状に満足をせずに変化を、そして進化を遂げてきたアジカン。
彼らの作る新世紀が楽しみでしょうがない。




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posted by 市村 at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月17日

たむらぱん「ノウニウノウン」

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たむらぱんの『ノウニウノウン』を買った。最近は金銭的な理由でCDを買ってなくて、そもそもこのCDもまったく買う予定なんて無かった。でも偶然 youtubeかなんかで聴いた『ちゃりんこ』が数日間脳内でくるくる回ってしまい、「これは買わなきゃいけないのか!」と思ってアマゾンをチェックすると、まだ「初回版」が残っている。気づいたら「レジへGO」ボタンを押していた。

さて、CDが届いて早速iPodに入れて聴いてみる。1曲目の『ジェットコースター』。ここからもう「たむらぱん」の世界は始まっていた。ピアノの踊るようなイントロからリズムの上で遊ぶようなAメロ。そしてキャッチーなサビ。ずばり当たりだ。そこから『ちょうどいいとこにいたい』『ゼロ』『ちゃりんこ』とシングルカットされていた見事なまでのポップな曲が続く。と、まあ言ってもここまでは大体予想通りだった。このポップセンスに惹かれてCDを購入したのだ。それが素晴らしいことくらい分かってる。しかし5曲目の『十人十色』でたむらぱんはおれに攻撃を仕掛けてきた。怪しげなリフレインに乗って歌われる「今夜この街で生まれた混沌や葛藤がシケモクの形のようだ/不安不安な気持ちはラム色に透き通れ」という歌詞。それはポップの向こう側にあった灰色の真実のようだった。おれは見誤っていたみたいだ。彼女はただのポップシンガーじゃない。光は眩しいほどに輝いているが、光は同時に影も生み出すのだ。その “影”の部分を無視しないで歌ってくれる。「曇りならデートだって中止にならないじゃない/真ん中くらいがちょうどいい」。この歌詞を歌える歌手なのだ。もうこの時点でおれはこの歌い手に心を奪われていた。

さて、アルバムを一周聴き終えたところで、やはりアルバムの中で目立つのはシングルカットされているようなキャッチーなメロディの曲だった。ここで少し不安になる。確かにキャッチーなメロディは文字通り人の心を“キャッチ”する。しかし往々にしてそういう曲は心を“ホールド”することができないことが多い。最初聴いたときには良いと思っていたメロディも、それだけでは飽きてしまうことが多いのだ。“キャッチ”して“ホールド”して、初めてそれは上質な “ポップ”になる。

そんな中で何回も何回も繰り返しアルバムを聴いてみる。すると徐々にシングルカットされた曲が落ち着きを見せてくる。何回も擦っているうちにキャッチーな曲におれが慣れてくる。しかし同時に後方からまくって来る曲がある。それが後半の方に配置された『チョップ』『恋は四角』だ。この後半の最後のヤマである『ライ・クア・バード』の前に配置された2曲。この2曲が存在感を放ち始める。『ライ・クア・バード』のサビに「この夜が朝に溶けるまで/君に寄り添って二人でいたい」という歌詞があるが、この直前の少し暗い2曲が「この夜」を表現しているように聴こえてくる。

1曲目で走りだした“ジェットコースター”は途中“夜を迎えて朝に溶ける”。そして最後に“放射状に広がって”いき、日常に溶ける。このアルバムで終始歌われてるのは「“今日”と“明日”の関係」だ。「今日は辛い、でも今日は明日に繋がっている。その明日は、もしかしたら楽しいかもしれない…まあわかんねえけど」。そのようなことがアルバムを通して歌われてるような気がする。このアルバム「ノウニウノウン」の名前の由来は「know knew known」だそうだ。「我を知る」をテーマに歌われた13曲のたむらぱんは“晴れのち曇りのち晴れ”で聴く人の心に雨を降らせる。その雨の温かみに触れてみるのもいいんじゃないか。うん、たむらぱん良いです。


posted by 市村 at 18:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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