2012年03月22日

R-1ぐらんぷり2012の感想

いや〜、昨日のR-1ぐらんぷり最高に面白かったね。
もうスギちゃんのネタで笑い死にしそうになった。
「まだ開いたことないぜ〜?」ww

今まではM-1グランプリが真ん中にあって、
「漫才の大会がウケたなら、ピンもやっちゃえばよくね?」
的ななんとなく安直な感じで始まったR-1。
最初はお昼にやってて、
いつのまにかだいたひかるが優勝してたR-1。
お笑いがブームになっていっても、
どこか跳ねないR-1。
バカリズムが最高のネタを持ってきても、
優勝させることができないR-1。
あべこうじや佐久間一行が優勝しても、
ひとつも売れないR-1。
後からできたキングオブコントがあれだけ面白い大会なのに対して、
個人的にもなーんか惹かれなかった大会でした。

しかし昨今、M-1グランプリの消失と、
お笑いブームの終焉から、
なかなかテレビでネタを観る機会がなくなって。
そんな中で久しぶりにゴールデンで放送されるネタ番組。
無意識のうちにHDDに録画予約をしていました。

そんなこんなでR-1ぐらんぷり2012ですが、
今までのR-1で一番笑ったかもしれない。
でも少し考えればそれも当たり前なのかも。
まず一つにぼく自身がお笑いに対して枯渇感を感じていたから。
本当にネタ番組というものが見事になくなっていって。
正直芸人さんのネタを観たのが何ヵ月ぶりって感じで。
さらに加えて芸人さんも溜まってた感があったよね。
あっちにしても久しぶりにテレビでネタができるってだけあって、
なんかネタに瑞々しさを感じたというか。

今までってテレビつければ芸人さんがネタやってて。
1分間で「はい交代」ってほどにネタが"消費"されていたけども、
もはやそんな場所がなくなって。
言わば乾いた体に染みこむ水のように、
R-1ぐらんぷりは楽しい大会になったなーという感じ。

優勝はCOWCOWの多田さんで、まあ文句はないというか。
つーか言っちゃえば優勝とかあんまり関係ないというか。
どう考えても売れる切符を手に入れたのはスギちゃんで。
下手に"チャンピオン"の肩書きもらうより良かったかもとも思う。

それにしてもスギちゃんは最高だった。
ネタも最高だったけど、
一番の最高点は多田さんが優勝して、
「観客やスタッフや、そして相方に・・・」
って涙ぐんだ多田さんのコメントに、
「多田さんの涙で泣いちゃったぜ〜」ww
もうぜんぶ持ってったよね。


もう終わったと言っていいお笑いブーム。
でもお笑いブームの"その後"というものも、
案外面白いものなのかもしれないね。




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2012年01月28日

小島慶子キラ☆キラ降板の感想

小島慶子さんがキラ☆キラを降板するみたいですね。
個人的には吉田豪さんのコーナーをPodcastで聴くくらいで、
実はそこまでどっぷり聴いてたわけじゃないのですが、
タマフルと並んで近年のTBSラジオを面白くしてきた番組。
残念と言えば残念ですよね。

そんなこんなでリスナーとすれば降板理由が気になるところ。
新聞には「育児が理由」とか色々と情報が飛び交ってますが、
小島さん本人が「Podcastを聴いて」と言っておりますので、
そちらを聴いてみました。

TBS RADIO 2012年01月26日(木) キラ☆キラ オープニング - 小島慶子 キラ☆キラ

こちらには放送後記として文章での降板理由が。

TBS RADIO 1月26日(木) なんかスカッとすること大全集 - 小島慶子 キラ☆キラ


でまあ、Podcastも聴いて放送後記も読んでみて。
これはピエール瀧さんが言ったことがそのまんまですよ。
まあねあの〜〜、よくわかんなかったですけどw
この瀧さんのフォローが最高で。
「言えないこともあるでしょうし、濁しながらっていうのもあるでしょうけれども。
 40代うんぬんもあるでしょうけれども、
 そうしたらまた40代の人がオレたちのせいで番組が終わるのかってなってもなんですし、
 それは違いますし。
 また小島さんが言ってた人(40代男性)じゃない人が大多数なわけで。
 その人たちからしてみたら今の理屈はまったく関係ない理由ですよね。
 と言っても小島さんの放送を楽しみにしてる人もいるでしょうし、
 そういう人たちにとっては3月までは2ヶ月ありますから、
 それまで楽しくやってききましょうっていうのが僕の意見なんですけどw
 まあ仕方のない話ですよw

 (中略)

 まあだから今のOPの話を聴いてね、
 それでスカっとできるかバカヤローっていう人が多いと思いますから、
 そういう人は今まっさきに庭に出てお父さんの盆栽を引きぬいてみましょう!
(Podcastより一部抜粋)


これいいよな〜。
小島さんはちゃんとした理由を言ってるし、書いてもいるし、
それも納得しようと思えばできるんだけど、
本当はもっといろんな人のいろんな思惑があって、
その中で辞めるっていう選択をした。
そのことが伝わってくるようなね。
「この人言ってることわかんないけもしんないけど、
 大目に見てやってよ。
 なんなら、盆栽引き抜けよw」
っていうさ。

これ聴いて思い出したのは、
伊集院光の2011年10月7日のPodcast。
奇しくも小島慶子について語ってるんだけど、
彼女が写真集を出したときに
「私のように胸のない人間がああいうことをやることで
 同じように胸のない人に勇気を与えられたら。
 これは本当の本心ですけど嘘っぱちです。
 脱ぎたいだけです」
こんなことを言っていたと。
これがまあ伊集院さんが落語辞めた理由を談志師匠に言った話と繋がって、
談志師匠の言うところの「体のいい言い訳が見つかったじゃねえか」で。
つまりは人は何かを辞めるときに"ただ単に"辞めたくなったとしても、
それを人間は認められないようにできてる。
自分が辞めたかった、辞めたかったときに周りの人が一番納得できる言い訳をすると。
まあそれが小島さんの言う「本当の本心ですけど嘘っぱち」ということだと思うんだけど、
つまりは今回のことも、小島さんの語る"理由"についてとやかく言うよりは、
"辞める"という事実があって、「悲しい」とか「寂しい」とか、
個々人がそれぞれ思えばいいんじゃないのって思った。
言っても小島さんの降板理由は「本当の本心だけど嘘っぱち」で、
そこにどう食いついてもしょうがないかなって。
だから文句のある人は「盆栽を引っこ抜いて」みればいいんじゃないかな。






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2011年11月19日

ワールドカップバレーの感想

いやー、バレー面白かったですね。
毎日試合が楽しみで。
7時に帰れない日は、
録画をしつつ結果を目にしないようにして録画観戦していました。



今回、特に目立ったのが、
相手の強烈なスパイクを必死にレシーブして、
それをエースが打ち切って逆にポイントにしてしまう
といった場面。

バレーについて詳しいわけじゃないのですが、
やっぱりレシーブが良いところに返ると、
良い攻撃に繋がるような気がして。
そういう意味で今回レシーブの良さが目立ったことが、
4位という結果に繋がったのかなと思いました。

そもそもバレーという競技は他のスポーツと比べても、
身長のアドバンテージが特に大きいと思います。
そんな中で日本が欧米のチームに勝つには、
攻撃の部分を磨くのではなく、
比較的体格の小さくても影響ない、
レシーブに力を入れるというのは
方法論的にも正しかったのでしょう。

言わば欧米の大国が、
"相手陣地にボールを落とす"ことを考えていたのに対して、
"自分の陣地にボールを落とさない"ことを考えた。
それがある意味で日本独自のバレーを確立し、
別ルートでの強さに至ったのだと思いました。


こうなると興味が出てくるのは国内のリーグですね。
代表戦もすごく面白いですが、
彼女らが敵と味方に分かれて戦う姿も観てみたい。
冬から春にかけてリーグが開催されるそうなので、
是非足を運んでみたいですね。



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2011年11月15日

"東京ポッド許可局"の感想 〜中村シュフ〜

今日聴いた東京ポッド許可局がすごく面白かった。

今日聴いたのは少し前になるんだけど、
中村シュフっていう芸人の"シュフトーク"。
シェフじゃないですよ、シュフです、主夫。
この人の主夫トークがね、なんというか良いんです。

東京ポッド許可局 : 【東京ポッド許可局(給湯室)】中村シュフパート局員のやさしい話その1<午前中>

これは料理の話なんだけど、

シュフ「余ったから入れちゃおうとか、残ってたから使おうとか」
鹿島 「おお」
シュフ『なんとか風のなんとか』みたいな、そんな大げさなものはないですけど」
タツオ「アドリブだ」
鹿島 「そうなんだよね。逆にかっちり考えちゃうんだよね」
タツオ「名前のあるものつくろうとしちゃうんだよ」
シュフ「そうなんですよ。それがまた男性特有なんですよ。プラモデルつくるみたいに説明書みて」
鹿島 「うん」
シュフ「ちょっとしかいれない白ワインないから作らないみたいな」
タツオ「はいはい」
シュフ「そんなちょっとしか入れないんだから、いらないんですよ



これ、すごい良くわかる。
レシピとか読んでも、「こんな材料揃えんのめんどい」って思っちゃうけど、
べつにぜんぶ完璧に作らなくてもいいんだよね。
大体合ってればそこそこ美味しいものくらいならできそうだもん。


シュフ「料理なんて適当でいいんですよ。いや家事全般、良い意味で適当でいいんです

最近彼女と一緒に暮らしてて、
家事ってどうしてもめんどくさいから任せっきりになっちゃうんだけど、
ああ、なんか家事も楽しくやれるのかもなーって思わされます。
この人の話、すごい良かった。
これから注目しておこうと思います。


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2011年10月23日

"IPPONグランプリ"の感想 〜松本人志が描く笑いの多様性〜

IPPONグランプリの第6回。
今までのチャンピオン勢ぞろいの中で、
まさかのホリケンが優勝という大波乱。
徐々にこの大会も権威的なものが漂い始めた中で、
思ったことを書いていきたいと思います。


ここ最近のお笑いの流れとして顕著なのは、
"細分化した後のパッケージ化"というのか、
まあお笑いにおけるあらゆる"能力"が、
名前を付けられて世に出ていることじゃないかということ。

例えばM-1とかキングオブコントは、
漫才やコントなのでわかりやすいのですが、
例えば「すべらない話」なんかは、
今まで「フリートーク」と呼ばれていた、
少し境界が曖昧な"芸"を、
「すべらない話」として再定義してパッケージ化しています。

そんな中で現れた「IPPONグランプリ」。
これはそのまま"大喜利"をパッケージ化したものです。
お笑いが好きな人にしてみれば、
"大喜利"と言えば「ダイナマイト関西」というものがあったのですが、
おそらく今"大喜利"と言えばもう「IPPONグランプリ」なんでしょうね。

まあそういう意味でお笑い芸人の"芸"というものが、
どこか能力ごとに細分化されて、
それがそれぞれパッケージ化されている印象が強いのですが、
ここで一つ重要なのが、
その黒幕がことごとく松本人志っていうところなのかなと。

従来の芸人の売れ方を考えたときに、
そもそもテレビへの入り口が狭かったと思うんですよね。
テレビで映える面白さを持っていないとなかなか表に出られない。
でも"面白さ"ってテレビのバラエティでウケることだけじゃないですよね。
漫才が面白い人がいれば、フリートークだけ面白い人もいる。
そんな中である分野だけ面白い、ある種の"くせ者"たちに、
光を当てようとしているのが、松本人志がやろうとしていることじゃないかと。

例えば「すべらない話」なんかは、
そもそもはフリートークだけ面白かった宮川大輔を、
世に出したいから始められた番組だと聞きます。
今回の「IPPONグランプリ」でも、
早くもバカリズムは"大喜利の王者"として貫禄がつきつつあります。

そういう意味で、このお笑いの"芸の細分化"は、
曖昧だった広義の"面白さ"という能力を、
細分化して一つ一つの能力を抽出して、再定義することで、
その分野に特化した芸人が発掘されやすくなる。
それを松本人志はやりたいんじゃないかなと、ぼくは思うのです。


松本人志といえば、プレイヤーとしても超一流なのは間違い無いですが、
「すべらない話」「キングオブコント」そして「IPPONグランプリ」と、
それぞれフリートーク、コント、大喜利と、
"面白さ"の細分化、多様化をもたらす"仕掛け人"としても一流なのが伺えます。
そんな彼が芸人のキャリアの晩年にさしかかり、
何を仕掛けてくるのかが、楽しみでしょうがありません。




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