2013年12月23日

映画けいおん!の感想 〜物語を2つやっちゃってる〜

けいおん!の映画を観ました。

映画 けいおん! 通常版 (今だけプライス) [DVD]
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けいおん!の映画と言えば、アニメ版の最終話の最後、
画面の左から現れた唯によって発表されましたね。
そのときは「おお、映画になるのか!!」と思って興奮してたんですけど、
なんだかんだで映画館にも行かず、2年くらい経って、
たまたまケーブルテレビでやってたのを観たという。。。

そんでまあ内容の方なんですけど、
基本的にはけいおん!の楽しみ方って、
「動いてる彼女たちが観たい!」みたいな、
そんな感じだと思うんですよね。

アニメの方でもストーリーに関しては特に何が起こるでもなく、
彼女たちの平凡な日常の中でのやりとりだったり、会話だったりが良いのであって。
なんかこう言うと誤解を生むかもしれませんが、
"女子高生の覗き見"みたいなところがけいおん!の面白さだったように思います。

そうなると、映画を観る前に思ってしまうのは、
「どれくらい何かが起こるんだろう?」みたいなことで。
つまりアニメは別に何も起こらなくたって良かったけど、
映画にするってなったらさすがに何かが起こらないと難しいんじゃないのと。

んで、フタを開けてみたらまず一つ目にあったのが「卒業旅行に行こう」ということ。
これは予告でも知らされてた「軽音部でロンドンに!?」っていう主なストーリーですよね。
そして映画の中では実はもう一つストーリーがありました。
それが「後輩の梓にプレゼントをしよう」ということです。

その2つのストーリーがこの映画の主な目的になっていくんですけど、
これがね、まったくもって別々の話になってるんですよね。

まず最初に「梓にプレゼントをしよう」っていうのがありましたよね。
その中でクラスメイトの会話から「卒業旅行に行こう」ってなって。
そんで「ロンドンに行きました」→「楽しかったです」→「そろそろ梓に曲を作ろう」と。
完全に帰ってきてから作り始めてるっていうね。

何が言いたいかというと「ロンドン行く意味あったの?」っていうことで。
梓に曲をプレゼントしてる最中に曲作りの風景が映し出されるんですけど、
たぶん全部日本なんですよね。
え、なんならロンドン邪魔になってない??っていう。
一応「普段の私たちでいいんだ」みたいなことを気づいたってのはあるんですけど、
それでも得るものが少なすぎるっていうか。。。

そもそも2時間くらいの映画の中で、ロンドンにいたのって1時間くらいですよね。
だから「軽音部がロンドンに!」って考えるとロンドンが少なすぎるし、
「梓にプレゼントを!」って映画だと考えても「途中のロンドンいる?」ってなるよねと。
つまりはこの映画ってストーリーが2つあるんですけど、
それを絡ませないまま2つやっちゃってるんですよね。

なので映画全体の感想を言えば「ロンドンいる????」ってなっちゃうんですけど、
それでも良いか悪いかで言えば、良かったっていう感想なんですよね。
それはやっぱり「軽音部がまた動いてる!」っていう楽しさだし、
「梓に曲をプレゼントする」っていうのは、
軽音部の"音楽"が大好きな梓に、練習嫌いな先輩たちが曲を作ったってことで、
ずるいほどに良いラストでした。

というわけでまとめると、
「映画としてどうこうは知らん。しかし『けいおん!』のまとめとしてはグッド」
みたいなことになると思いました。
本当ならロンドンで、例えばあの寿司屋でもっと大失敗したりして、
それがきっかけでケンカとか起きたりして、
それでも梓のためにってことで一つになって、
ラスト、ロンドンで梓に曲をプレゼント!
みたいな感じになれば、「ロンドン」と「プレゼント」が少しは絡むかなと思ったけど、
まあ「何か起きちゃう」のもけいおん!っぽくないといえばないので。
難しいところですね。

同じ空見上げて/ユニゾンで歌おう
これはずるいでしょ。泣いちゃうでしょ。








posted by 市村 at 19:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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