2013年04月14日

『南極料理人』の感想

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堺雅人主演の「南極料理人」を観ました。
観る前のなんとなくのイメージとして、
「南極で観測する人たちの中で、料理が人を助けていく」
的な映画なんじゃないかと思っていて。

なんか楽しそうにやってるけど、途中で誰かが死んだりして、
「やっぱり南極は辛いんだ!でもこの極限状態の中で料理で人を救うんだ!」
的なことを考えていたりもしたのですが、
全然違いましたね。

ほのぼのとした空気で始まった映画はそのままほのぼのと進んでいって。
これと言った大きな事件が起こるわけでもなく日本に帰還、っていう。
これがね、すごい良かったんですよねぼくは。

感じたのは「ここじゃないどこかにある日常」っていうテーマなんですけど、
大きな事件が起こらなくても、そもそも南極で魚捌いてるだけで大事件なわけですから。
逆に日常の方を描くほうがリアリティを感じられるっていうかね。
トイレ入るときに旗を立てたり、電話の張り紙が1分680円だったり。
車の中で「ろくでなしBLUES」読んでたりね。

予想外で言えばあんまり"料理人"のところにスポットが当たってなかったのもありますね。
言ってしまえば主人公が主人公っぽくないというか。
あそこにいる人全員が主人公っぽい描かれ方だったような。
そこも変に押し付けがましくなくて良かった。
「人間にとって食は大切なのだ!!」みたいな感じじゃなくて。
あくまでささやかに「ラーメン食べられて幸せなんだよね」みたいな。

こういう邦画ってぼく好きですね。
誰もが映画に「人生とは」とか求めてないのよね。
起承転結だけが映画じゃないね。






posted by 市村 at 15:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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