2011年02月09日

"Facebook非実名アカウント停止"の感想 〜mixiとは違う未来〜

映画「ソーシャルネットワーク」も公開され、
日本でも注目されつつあるFacebookがニュースになっていました。

Facebook“非実名アカウント”停止にユーザー困惑 「本社で調査中」 - ITmedia News

Facebookと言えば、「実名推奨」というのが有名な話ですが、
今回は露骨に実名を"強制"したということですかね。
この"事件"によっていろいろと意見は揺れていますが、
FacebookにはFacebookの確固たる「理念」がそこにあると、ぼくには感じられました。

ここでぼくが思い出したのは同じSNSサイトのmixiです。
かつて一時代を築いたSNSの王様も、
ここ最近は勢いを落としている印象です。
ぼくは以前から「なぜmixiは使いづらくなったのか」について考えていたのですが、
こちらでまとめられている有馬さん(@ti_clocks)のつぶやきがすごく分かりやすいです。

Togetter - 「mixiはなんで使いづらいの?twitterとの比較から論じてみた。」

特に印象的だったのはこの部分。

・概ねSNSって最初目的があって「mixiは日記」「ツイッターはつぶやき」「pixivは絵」みたいな。で、mixiは見事に迷走して、ナニをしようとしても無駄なインターフェイスが多すぎて使いづらいという悲しい状況になっちゃってる。

・(自分の)目的を達成するためには(ツールの)目的に特化したもののほうが使いやすいことは明白だよね。

・書を書くには半紙が、講義を纏めるにはノートが、レポートを書くにはワープロが、それぞれ最適化されたツールのはず。
(Togetherより一部引用)

つまりはサイトには"目的"があって、それに応じてユーザーは使い分ければいいと。
でもmixiはある時期から自分の「日記SNSサイト」という特徴を放棄して、
いわゆる「なんでも屋SNSサイト」になりたがりました。
それがいわゆるtwitterのパクリの「ボイス」やFacebookのパクリの「イイネ!」だったりするわけです。
つまりmixiは機能を増やしていくにつれて、どんどん「目的」を失っていったんですね。
そこには「理念」なんてものは存在せず、
ただただ収益やユーザー数を増やすことのみを追いかけていたようにも思えます。
今日ではFacebookがmixiに取って代わられる日も遠くないという声も聞こえます。

もしもmixiが「日記」に特化したSNSとして歩みを進めていたとしたら、
Facebookが押し寄せても大した問題じゃなかったのではないでしょうか。
「日記」の機能はFacebookにはありませんし、
それこそ"棲み分け"も可能だったんじゃないかと。
今じゃFacebookが来なくてもmixiを常にチェックしてる人は減ったように思います。

インターネットに公開する「日記」自体が日本特有の文化だったことを考えても、
mixiはもったいないことをしてしまったなぁと考えざるをえません。
読者を管理・可視化できることからも、ブログとはまた別のメリットを持っていたはずです。
インターネットサイトにおける「理念」の有無。
それがFacebookとmixiの大きな差なのかもしれません。




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山崎 秀夫

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posted by 市村 at 19:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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